海洋プラスチック再生ボールペンと再生オフィスペーパーを組み合わせたSDGsノベルティセットを発表
2024.07.24 投稿2024-07-17
株式会社平善(本社:大阪府泉佐野市)は、ものづくり補助金を活用して導入した最新型の印刷機に独自のノウハウを加え、環境に配慮した再生材比率ほぼ100%の「ジェットストリーム 海洋プラスチックボールペン」への小ロット名入れサービスを開始しました。この商品は、オフィスから排出されたコピー用紙をアップサイクルしたPELP!を使用した商品説明用紙とセットで販売されます。
本商品は、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献する製品です。企業、学校、自治体など、SDGsの教育や啓発に活用したい方々に最適です。
SDGsに取り組む企業や団体を支援するノベルティ文具
創業68年を迎える株式会社平善は、リサイクル商品の販売や環境負荷の低減など、SDGsへの取り組みを行っています。しかし、顧客がSDGsへの取り組みを実感できる商品が不足していることに着目し、三菱鉛筆の「ジェットストリーム 海洋プラスチックボールペン」に企業ロゴを名入れし、説明文にPELP!を使用したオリジナルセットを発売しました。
企業や自治体、教育現場におけるSDGs活動の浸透はまだ十分ではなく、SDGs関連商材の問い合わせが増えています。特に名入れ筆記具の需要が高まっていますが、海洋プラスチックを使用したボールペンは品質や供給が安定せず、名入れが難しいという課題がありました。
そこで、当社は第16次ものづくり補助金を活用し、最新の印刷機を導入しました。さらに独自ノウハウを加えることで、品質の向上と小ロット生産が可能となり、SDGsロゴや企業ロゴのカラー印刷も実現しました。
三菱鉛筆株式会社の「ジェットストリーム 海洋プラスチックボールペン」は、文具業界で初めてエコマーク認定(商品類型No.164)を取得した環境配慮型ボールペンです。海洋プラスチックごみや使い捨てコンタクトレンズの空ケースを使用し、ほぼ100%ポストコンシューマー材で構成されています。
また、PELP!は山陽製紙株式会社が提供するサービスで、不要になったコピー用紙をアップサイクルすることで地球資源を守ります。平善ではこのシステムを導入し、自社から排出されたコピー用紙をPELP!で再生し、商品説明文の印刷用紙として活用しました。
想定される使用場面
- SDGsに取り組んでいる企業のイメージ向上支援ノベルティ
- SDGsを推進する自治体や各種団体の啓発商品
- SDGs教育を行っている学校や教育機関の実例モデル
今後の展開
今後、リサイクルをキーワードにした文房具への名入れサービスを積極的に拡充し、SDGsへの認識を広めていきます。既にパイロットコーポレーションの「スーパーグリップG オーシャンプラスチック」や「ライスレジンを使ったお米のボールペン」への名入れも開始しており、ノベルティとしての付加価値を高めることで、SDGsの普及に貢献していきます。