大阪 泉佐野、岸和田、堺でオフィス環境作りをサポートする平善の歴史

~平善のオフィス環境作りの原点~

「お客様のお役に立ちたい」
ただ、誠実に、それだけの60年でした。

鏡

 株式会社平善のはじまりは、昭和31年。それまでも平善の名は江戸時代中期より存在していた。岸和田藩に出入りしていた鏡商人だった平松善兵衛の屋号がその始まりである。
お客様は自分を映し出す鏡だと考え、誠実にお客様に喜んでいただけるものを提供し続けていた。平松昇が創業の際、その屋号を復活させたのも、その思いを継承しようと考えたに違いない。

ミゼットお客様のスピード納品の要望に応えるために、当時、泉州地域では珍しかったミゼットを導入。ミゼットに乗っているのが創業者の平松昇、右左は配達員の青年

 当時は未だ少なかった活版印刷の技術を身につけていた創業者は、地域の企業、官公庁を中心に外商営業を通して、お客様に喜んでいただける商品を提供しようと、平善印刷所、あるいは平善紙文具店として営業を開始した。元々、泉州地域は繊維産業が有名であり、泉佐野市は、当時その中でも特にタオル生産日本一であったため、事務所で使われる伝票、便箋、封筒や文房具には多くのご要望があり、早くからスーパーカブ、ミゼットを導入しスピード納品に努めた。

創業の地創業の地、大阪府泉佐野市若宮町の店舗

 昭和40年頃からオフィスの家具が木製からスチールに変わりだした。平善はそれまで持っていなかった家具の知識を積極的に勉強し、お客様のあらゆるご要望にお応えしようとしてきた。当時の店頭看板には、創業時から扱ってきた「印刷」「事務用品」「製図用品」と並んで「スチール製 事務什器」の文字が記載されている。創業の頃から、平善はお客様のニーズの変化に応じて業態を変化させ続けてきた。

店舗外観大阪府泉佐野市上町に店舗を移転。現在でも文具の小売店舗を営んでいる

  昭和43年、南海本線泉佐野駅周辺の再開発事業でできた新しい商店街へ移転した際、それまでの個人商店から株式会社平善に改組し、外商業務だけでなく店頭販売にも注力し、オルゴールなどのアクセサリー雑貨や万年筆、絵画なども取り扱いを始め、お客様のニーズの変化に柔軟に対応をしていた。
 昭和57年には外商部の業務拡大に対応すべく、泉佐野市中庄に外商部を移し2店舗体制で更に地域に密着した活動をスタートさせた。

ワープロOASYS(オアシス)ワープロOASYS(オアシス)

 この頃より、中小企業にもOA化の流れが出始めており、富士通のワープロOASYS(オアシス)は印刷物を簡単に自前で作成できることから、お客様の業務改善に繋がると判断、販売数では地域一番店となった。

内装工事業許可書平善の内装工事業許可票

 平成6年、関西国際空港開港の際は、車で10分の立地から、スピード納品と丁寧な対応を評価され、多くの新規顧客を獲得する。それをきっかけに、オフィスの移転や内装工事の依頼が生まれてきたことで平成20年には内装工事業を取得し、それまでの物販小売業という事業領域を、オフィスの環境改善へと拡げてきている。

文具の森泉佐野駅前の商店街にある文具の森

 また、平成21年には個人市場向けに、ギフト文具という新しいコンセプトの元、「文具の森」をインターネットショップとしてオープン。また、インターネットショップのアンテナショップとして泉佐野駅前の店舗をリニューアル。文具のもつ楽しさを発信し続けている。時代に合わせて業態を変化させながら、創業の原点である文具を別の形で存続させている。

新しいコーポレートマーク

 平成28年、創業60周年を機にコーポレートマークを作成、経営理念を「お客様への快適なオフィスワークの支援を通し、最良最高の環境創りに貢献します」と定め、新たなお客様へのお役立ちに挑戦している。